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粉もん

粉もん

〜関西人のソウルフード〜

かつて日本の中心地であった関西地方。神戸は昔から国際色豊かな人々が暮らしてきたことから、食においても独自の文化が培われてきました。

世界的に知られている食べ物やB級グルメのいくつかは神戸が発祥の地です。言わずと知れた神戸ビーフ、パン、スイーツ、灘五郷の酒はもちろん、粉もんも有名な神戸のローカルフードと言えます。

たこ焼き、お好み焼き、そばめしは、神戸で大変人気のあるB級グルメです。関西地方の人々にとって粉もんはソウルフードともいえ、とても身近な食べ物です。鉄板を囲んで一緒に作りながら楽しめる粉もんは、家族団欒にも一役買います。「粉もん文化」が最も根付いている地域としては、長田区を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

長田区へは、三ノ宮駅から新長田駅までJRまたは地下鉄で最短約9分。駅前にある鉄人28号の巨大なモニュメントが出迎えてくれます。駅の周辺には至る所にそばめしを提供している飲食店があり、ほぼ全ての飲食店のメニューにそばめしが載っているといっても過言ではありません。1950年代に長田にある小さなお好み焼き店で生まれたそばめしは、調理が簡単でボリュームがあり、味も美味しいことから地元の人たちに愛されてきました。

そばめしは、細かく刻んだ中華麺とご飯をアツアツの鉄板の上で一緒に炒めたものです。甘辛いソースで味付けし、牛すじ、キャベツを具材として入れます。お好み焼きと同じように、手早く簡単に作れるそばめしは、具材のアレンジも自由自在なので自分好みのオリジナルそばめしを作ることができます。

たこ焼きも知らない人はいないほど浸透しているB級グルメ。一口サイズで外はカリッ、中はトロッとしているたこ焼きは関西地方では非常に日常的に食べられており、家でも作られます。多くの関西の家庭にはたこ焼き器があり、好みの具材を混ぜて作るので家によってレシピが違います。チーズやキムチといった変わり種を入れて楽しむ人も増えています。

そしてお好み焼きは、外国人にも人気が高い日本食。簡単に楽しく作ることができるので自分で焼くタイプのお店に行ってみたいという観光客の方も多いです。外国人の方にとってはお好み焼きの上でゆらゆらと踊るカツオ節が面白いのだとか。自分で焼くお店でも、材料は全てボウルに入って提供されるので目の前の鉄板に広げて焼くだけで出来るので簡単です。

神戸には多くの粉もんの店があり、その活気に溢れた雰囲気は友人や家族と楽しい食事を取るのにぴったり。興味深い歴史を持つ粉もんは、地元の人に長年に渡って愛されてきました。そばめしのような食べ物は、何か違うことをしたいと思いついた誰かの独創的かつ斬新なアイデアから生まれています。こんなに多くの人に愛され、世界でも知られるようになるとは予想もしていなかったでしょうね。